所要日数（日本発着）：７～８日
一度は見てみたい絶景、オーロラ。オーロラ鑑賞といえば、カナダのイエローナイフや、ノルウェーのトロムソ等がありますが、今回ご紹介する場所は、カナダ北西部イヌヴィック！なんと北極圏、まさに北の果ての町です。あまり有名ではないですが、オーロラを高確率で見られるとてもおススメの場所です。
イヌヴィックには、ホワイトホースからプロペラ機で向かいます。プロペラ機で北へ北へと向かうと、雪の原野が広がり、冒険に行くようなワクワクした気持ちになります。実はプロペラ機の出発地ホワイトホースもオーロラで有名ですが、より高確率で見るためにはイヌヴィックをおススメします。実際にイヌヴィックで２晩オーロラ鑑賞をしたのですが、暗くなると空のどこかにいつもオーロラが出ていました（弱い光も含めて）。オーロラ鑑賞の多くは、空の様子を確かめに部屋を出たり入ったり、ジー－－っと空に穴が開くほど目を凝らしたりと、待ちに待ってやっと見れる事が多いです。夜空を見上げればどこかにオーロラが出ている、というのは珍しい事です。
オーロラ鑑賞では、視界の広さ、空の広さも大切です。イヌヴィックでは、なんと凍った湖の上で鑑賞します！湖の真ん中まで歩いて行けば、視界を遮る物がなく、空のどの場所でオーロラが出ても見れますし、撮影する時にも障害物がありません。まさに最高のオーロラ舞台！そんな視界３６０度開けた湖の上で、オーロラ大爆発が起こると、空中（そらじゅう）をカーテンが舞い踊り、頭上には光が下りてきて取り込まれそうな、そんな恐怖すら感じる、絶景が見られます！「夢だったのかな？」「宇宙にいたのかな？」と、しばし放心状態になるほど、幻想的な世界です。
自然現象のため、100％保証はできません。曇ることも、オーロラを引き出す太陽の活動が弱いこともあります。でも、「どうしてもオーロラが見たい！！」という人には、イヌヴィックはとてもおススメです！！一生心に残るようなオーロラに出会えます。
アクセス：
バンクーバー⇔ホワイトホース⇔イヌヴィック（空路）
旅のおススメ情報
①イヌヴィックのホテル＆観測場所
宿泊しながら、オーロラ観測もできるホテル。コテージタイプの部屋の場合、気兼ねなくオーロラが楽しめますし、自炊もできます。敷地内には犬がおり、予約をすれば犬ぞり体験も可能です。
・イヌヴィックの宿 Arctic Chalet Resort and Tours
②ホワイトホースのホテル＆観測場所
イヌビックに向かう際に、ホワイトホースでトランジットです。便にもよりますが、1晩ホワイトホースで宿泊が必要な場合があります。ホワイトホースでもオーロラを見るならば、街の光が届かない郊外の、視界が開けている、こちらのホテルがおススメです。
・フェアバンクスの宿 Aspen Breeze B&B
