所要日数(日本発着):8~10日
鉄道愛好家歴50年以上の父が太鼓判!鉄道旅行inドイツ・オーストリアのご紹介です。前回のイギリス・スコットランド編に続き、今回のドイツ・オーストリア編も旅のテーマは鉄道です。鉄道以外にも、ドイツ・オーストリアの山岳風景も楽しめますので、鉄道ファンの方も、ヨーロッパアルプスに癒されたい方も、旅の参考になれば嬉しいです。
旅の始まりは、フランクフルトからヴェルニゲローデへ向かいます。このヴェルニゲローデは魔女の街と言われており、魔女の宅急便のキキが飛んでいそうな、メルヘンな雰囲気の街です。
ヴェルニゲローデからドライアンネンホーネ駅に向かい、蒸気機関車「ハルツ峡軌鉄道」を撮影をします。間近で機関車を見ると、メカニックな感じがかっこいいですし、「シュッシュッ、ポポー!!」と走る蒸気機関車は、とても迫力があります。
ヴェルニゲローデを出てハンブルグに行き、ハンブルグ(Hamburg)でハンバーグを!・・と言いたいところですが、ここは海に面しており魚が美味しいので、シーフードをお勧めします。ハンブルグからは、寝台列車「ナイトジェット」に乗って、インスブルック(オーストリア)に向かいます。インスブルックの目的は、ザンクトヨードックの「オメガループ」です。インスブルックからブレンナー峠を越えて、イタリアまで走る鉄道が、ザンクトヨードック駅の近くで、オメガ記号「Ω」の形の線路を走り、そこが撮影スポットになっています。村の中をぐるりと回る電車の姿は、巨大なプラレールのようです。
次に訪れるドイツの山岳リゾート、ガルミッシュ・パルテンキルフェンでは、登山鉄道バイエルン・ツークシュピッツの撮影ができます。夏にはロープウェイでドイツ最高峰ツークシュピッチェの山頂(標高2962m)に行くことができ、山頂から美しいヨーロッパアルプスの景色が見られます(4月は運航前でした)。
オーストリアに戻ると、イエンバッハよりチロル地方を走る、ツィラタール鉄道に乗車します。ツィラタール鉄道の車窓からは、アルプスの山々を見る事ができ、山にチロル調の家が点在している景色は可愛らしく絵になります。
メルヘンなヴェルニゲローデの町並みや緑豊かな森にマッチした蒸気機関車「ハルツ峡軌鉄道」、街の中をオメガΩのように走る「オメガループ」、車窓からアルプスが見える「ツィラタール鉄道」等、ドイツ・オーストリアには、鉄道ファンに嬉しい見所がたくさんあります。アルプスと鉄道を求めて、ドイツ・オーストリアの旅はいかがですか?
アクセス:
フランクフルト→ヴェルニゲローデ→ハンブルク→インスブルック→ザンクトヨードック→ガルミッシュ・パルテンキルフェン→イエンバッハ→ザルツブルク→ミュンヘン(全て鉄道)
旅のおススメ情報
・ヴェルニゲローデのホテル
館内も部屋もとてもきれいなホテルです。バルコニー付きの部屋を選択すれば、ヴェルニゲローデ城が見られます。朝食の種類が多くとても美味しいので、おすすめです。
シュロッセパレス Schlosspalais Wernigerode