こんなお悩みありませんか?
「トレッキングに、何持っていけばいいのかわからない」
「いつも重くて山登りが修行のよう、もっと軽量化したい」
「軽量化したいけれど、UL(ウルトラライト)すぎるのはムリ」
今回は、そんなお悩みの方に参考になるように、登山歴10年以上、海外トレッキング歴7年の私がトレッキングの回数を重ねるごとに、「あれはいらない」「これは便利」と試行錯誤を繰り返しながら選んだトレッキングの持ち物をご紹介します!
荷物選びのポイント
私の荷物選びのコンセプトは、
「頑張らない、UL(ウルトラライト)」です。
頑張らない「UL」、つまり「UL」ではなくただの「L」です。
軽量化を意識しすぎて、大事な物を省いたり、本当に持って行きたい物を我慢する。それでは危険ですし、我慢が多すぎると楽しい山歩きがストレスになります。だからといって、あれもこれもと重さを気にせず用意すると、トレッキングが苦行になります。また、重い荷物を持って長時間歩くと、体力や注意力が落ち、とても危険です。
私は安全第一でストレスにならない程度に軽量化することをお勧めしていて、以下に荷物選びのポイントを3つ挙げてみます。
荷物選びのポイント!!
✓機能性素材の物を選ぶ
→防菌防臭加工のついた素材のメリノウールを選び、着替えの枚数を減らすetc
✓グッズの軽量化・省スペース化
→ザック(バックパック)+ザックカバーを、防水のザックにするetc
✓1つのグッズで2役にする
→泥よけ防止のゲイター・スパッツは不要、レインパンツで代用するetc
それ以外に、絶対コレは外せないというものが、1つや2つあってもいいと思います。ちなみに私は、お肌がとても弱いので普段使っているコスメは外せません。
では、実際に私のトレッキングの持ち物をご紹介します。
トレッキングの持ち物
トレッキングの持ち物を下の表にまとめました。特にこだわっている物については、アンダーラインをご覧ください。
≪テント泊トレッキングを想定≫
衣 | 備考 | 備考 | |
マウンテンジャケット | レインパンツ | ||
ダウンジャケット | ダウンパンツ | ||
Tシャツ(メリノウール) | トレッキングパンツ | ||
アンダーウェア㊤(ファイントラック) | アンダーウェア㊦(ファイントラック) | ||
トレッキング靴下 | 長袖シャツ、トレッキングパンツ予備(就寝時使用) | ||
登山後の着替え | |||
食 | |||
朝食(グラノーラ+スキムミルク) | 昼食(行動食又はモンベルのリゾッタ) | ||
夕食(パスタ、フリーズドライ等) | 行動食(柿ピー、無印バウムクーヘンなど) | ||
インスタント飲料(ココア、コーヒー等) | |||
住 | |||
テント+フライ(クロスオーバードーム2) | ★ | ペグ | ★ |
グランドシート(モンベルステラリッジ2用) | ★ | シュラフ | |
サーマレスト | ★ | 南京錠 | ★ |
アクセサリ | |||
帽子 | ニット帽 | ● | |
サングラス | サンダル | ★ | |
ネックゲイター | 手袋 | ||
美容・コスメ | |||
日焼け止め | 歯ブラシ | ||
汗拭きシート | 除菌スプレー | ||
リップクリーム | 化粧品 | ||
その他 | |||
ザック(ハイパーライトマウンテンギア2400) | お財布 | ||
トレッキングポール | ヘルメット | ● | |
火器(MSRウィンドバーナー) | ※1 | 食器(sea to summitのボウル) | |
コップ | フォーク又はお箸 | ||
キッチンペーパー | ビニール袋(ジップロックなど) | ||
マッチ又はライター | ※2 | ナルゲンボトル | |
プラティパス | 浄水器(ソーヤーミニ) | ||
ヘッドライト | ソーラーライト | ||
熊鈴 | ● | カメラ | |
カメラバッテリー | ● | モバイルソーラーバッテリー | |
充電器 | ● | コンセント変換プラグ | △ |
予備電池(ヘッドライト用) | ● | コンタクトレンズ・メガネ | |
薬 | のど飴 | ||
トイレットペーパー | ティッシュペーパー | ||
タオル | 耳栓 | ||
デイバッグ | スタッフバッグ | ||
時計(プロトレック) |
海外と国内のトレッキングの装備は基本的には、同じです。ただ海外トレッキングでは、国によって食べ物の持込に関してルールが厳しい所もあります。特に、ニュージーランドやオーストラリアは厳しいです。また、予約が必要なトレッキングは、あらかじめ日本から予約して、バウチャー(予約確認書)を印刷していく事をお勧めします。
そして最も重要なのですが、海外トレッキングでは上記以外にパスポートをお忘れなく!!
以上、トレッキングの基本の持ち物をご紹介しました。参考になると幸いです。